豪国債の需要旺盛、11日入札発行額は過去最大-高利回りと高格付けで

オーストラリアの政治家は同国が最上級の「AAA」ソブリン格付けを失うのではないかと懸念しているかもしれないが、投資家は全く心配していないようだ。11日の豪国債入札は発行額が過去最大となった。

  豪財務省債務管理庁(AOFM)の11日の発表資料によれば、2022年償還債の発行規模は35億豪ドル(約3060億円)相当。応札倍率は3.68倍と、年初からこの日の応札前までの平均(4.46倍)を下回った。しかし応札額は130億豪ドル近くとなり、異例に高い需要を示した最近の入札に続き、堅調な需要が示された。

  豪国債は利回りが米国債を上回るため、豪政府の国債入札は投資家にとって格付けと利回りの両面で魅力的となっている。豪政府にとって強い需要は、財政黒字に向けた目標未達成の中で、借り入れコストを押し下げる一助となっている。ただし、豪ドル相場を支える要因でもあり、豪中銀は自国通貨高は成長やインフレを阻害し得るとして懸念している。

  RBCキャピタル・マーケッツの豪州金利取引責任者、マーク・マッケンドリー氏(シドニー在勤)は11日の豪国債入札について、「これは力強い結果だ」と述べた上で、強い海外需要が見られたと付け加えた。

原題:Aussie Bond Demand Sees Record Auction in Global Yield Hunt (1)(抜粋)

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