メイ英首相と一部の主要閣僚は、英国の欧州連合(EU)離脱へのコミットメントを疑問視させる一連の発言によって、他の保守党議員らの怒りに火を付ける恐れがある。

  10日に行われた別々のインタビューで、メイ首相は国民投票が再び実施された場合、EU離脱に賛成票を投じると明言することを避けたほか、グリーン筆頭国務相(副首相に相当)は、EUにとどまった方が英国はよい状態でいられると今も確信していると発言。ただメイ首相もグリーン筆頭国務相も、新たな国民投票が行われる可能性はないと断言した。

  メイ首相はLBCラジオに対し、「私は当時は正当な理由から残留に賛成したが、状況は動いている」と述べ、「国民投票が再び実施されることはなく、それが決定的に重要だ」と言明した。一方、グリーン筆頭国務相はチャンネル4ニュースに対し、EU残留を今も支持しているとの立場を示し、ハモンド財務相は英紙タイムズへの寄稿で、EU離脱交渉が不調に終わる可能性への準備に予算を投じるよう求める欧州懐疑派の要求を退けた。

  

原題:May Risks Wrath of U.K. Brexit-Backers With New Referendum Talk(抜粋)

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