スペイン政府、強硬姿勢を維持-副首相がカタルーニャ州首相を非難

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  • プチデモン州首相は独立宣言見送り、対話を模索
  • スペイン副首相は州首相の「無責任」を非難

スペイン・カタルーニャ自治州のプチデモン州首相は10日、独立派の期待にもかかわらず独立宣言を見送ったが、スペイン政府は強硬姿勢を維持している。

  州首相は州議会での演説で、カタルーニャ州の未来について中央政府との協議を目指す方針を表明した。これに対しスペイン政府のサエンスデサンタマリア副首相は州首相の無責任と違法性を非難した。

カタルーニャ州のプチデモン首相

写真家:Angel Garcia / Bloomberg

10日のバルセロナ

写真家:ジェラルディン・ホープ・ゲッリ/ブルームバーグ

  副首相は「プチデモン氏はカタルーニャを最大級の不確実性に陥れた」とし、「同氏も他の誰も、存在しない法と行われなかった住民投票から結論を引き出すことはできない」と記者団に語った。

  ラホイ首相は11日午前の閣議後、同日中に議会で演説する。

  市場は決定的な対立が回避されたことを好感。ロンドン時間午前8時25分(日本時間午後4時25分)現在、スペイン株の指標のIBEX35指数は1%余り上昇。10年物国債利回りは3.7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し1.66%。

  プチデモン州首相は、住民投票によって独立を推進する権限が自身に与えられたが、対話のために「数週間」待つと言明した。ラホイ首相は一貫して、カタルーニャ側が独立宣言の可能性を排除しない限り対話はないとしている。

原題:Madrid Keeps Pressure on as Catalans Blink on Independence Bid(抜粋)

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