米製薬会社ファイザーは、コンシューマー・ヘルスケア事業の売却を検討している。同社は昨年、議論に上っていた会社分割を断念した経緯がある。コンシューマー・ヘルスケア事業を手放すとなれば、売却価格は170億ドル(約1兆9100億円)に上る可能性がある。

  コンシューマー・ヘルスケア事業の昨年の売上高は34億ドル。市販の鎮痛薬「アドビル」、リップクリームの「チャップスティック」、ビタミン剤「セントラム」などのブランドを擁する。

  10日の発表文によると、ファイザーはコンシューマー・ヘルスケア事業の全てまたは一部について売却かスピンオフ(分離・独立)を進める意思がある。ただ、従来通り社内にとどめる決定を下すこともあり得るという。

  ベレンバーグのアナリスト、ロージー・エドワーズ氏は130億-170億ドルの価格で買収に名乗りを上げそうな候補が複数社あると指摘、レキット・ベンキーザーやネスレ、グラクソ・スミスクライン、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などの企業が関心を示すだろうと述べた。

原題:Pfizer Is Weighing Sale of $17 Billion Consumer Health Unit (2)(抜粋)

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