ソフトバンク、AIソフトウエア新興企業への投資主導-計105億円

  • ペトゥーム創業者の1人はカーネギー・メロン大学教授
  • PE投資会社のアドバンテック・キャピタルも投資に参加
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

ソフトバンクグループは企業による機械学習・深層学習アプリケーションの大規模利用プロセスを合理化するソフトウエアを手掛ける新興企業への9300万ドル(約105億円)の投資を主導した。

  米ペンシルベニア州ピッツバーグを本拠とするペトゥームは、さまざまな業界で利用できる人工知能(AI)ソフトウエアを開発する。同社のヘルスケアシステムは電子的な医療記録を使って想定される病気の診断を下し治療方法を推奨する。人工知能アプリケーションをデータセンターなどのハードウエア上で稼働させる基本ソフト(OS)も開発している。

  ソフトバンクのビジョン・ファンドからの投資でペトゥームはチームを拡充し、製造業やヘルスケアなど特定業界向けOSの開発を進める。同社が発表した。

  ペトゥーム共同創業者で最高経営責任者(CEO)のエリック・シン氏は「誰もがAIと機械学習、深層学習の恩恵を受けられるように、この技術を標準化し利用可能かつ大量生産可能にするべきだ。標準化された汎用(はんよう)的なAIプラットフォームの実現に向けて多くの技術的課題を乗り越えてきた」と述べている。同氏はカーネギー・メロン大学教授(人工知能)で機械学習部門の副責任者。

  ペトゥームへの投資にはプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社のアドバンテック・キャピタルも参加した。ペトゥームは2016年7月に設立され、これまでに1億800万ドルを集めたとしている。

  ソフトバンクのマネジングディレクター、ディープ・ニシャール氏は「われわれは人工知能が多様な業界にもたらし得る価値を強く信じている。ペトゥームの仕事はこの価値を解き放つのに役立つだろう」とコメントした。

原題:SoftBank Leads $93 Million Investment in AI Software Startup(抜粋)

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