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●TOPIXは10年ぶり高値、北朝鮮と政局警戒和らぐ-建設、輸出高い

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  東京株式相場は続伸し、TOPIXは10年ぶりの高値。党創建記念日を迎えた北朝鮮がミサイル発射実験を行わず、地政学リスクへの過度な警戒が和らいだほか、衆院選での与党勝利に楽観的な見方も広がった。政策支援期待の建設株が上げ、電機など輸出株、サービスや小売株も高い。

  TOPIXの終値は前週末比7.98ポイント(0.5%)高の1695.14と続伸。2015年8月のアベノミクス相場の高値(1691.29)を超え、07年7月31日(1706.18)以来の水準に戻した。日経平均株価は132円80銭(0.6%)高の2万0823円51銭と6日続伸。6日連続高は、昨年12月16日までの9日連続高以来。

  三井住友アセットマネジメントの吉川雅幸チーフマクロストラテジストは、「グローバルな景気回復の中で米国の減税期待、日本と北朝鮮の政治リスクが少し緩和され、上値を追いにいっている」と指摘。北朝鮮情勢はなお予断を許さないが、TOPIXと関係の深い名目GDP(国内総生産)が毎年2%の成長を続ければ、来年末に560兆円に接近するとし、先読みする株式市場では「来年前半に1800ポイントを試しにいく」との見方を示した。

  東証1部33業種は建設、サービス、小売、倉庫・運輸、情報・通信、電機など24業種が上昇。下落は保険、鉄鋼、鉱業、石油・石炭製品、卸売など9業種。ソフトバンクグループやトヨタ自動車、キーエンス、リクルートホールディングス、大成建設が高い。半面、データ改ざん製品の出荷事実が判明した神戸製鋼所は、信頼性の低下からストップ安。北米のハリケーンやメキシコ地震による損害発生額が最大1100億円としたMS&ADインシュアランスグループホールディングスも下げた。

  東証1部の売買高は14億8520万株、売買代金は2兆5442億円。値上がり銘柄数は1421、値下がりは523。

●債券先物が上昇、オペ結果強めや中期債買い-超長期は30年入札が重し

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  債券市場では先物相場が上昇。日本銀行が実施した中期ゾーン対象の国債買い入れオペの結果が強めとなり、中期債への買いも相場上昇を促した。超長期債は30年債入札を翌日に控えて上値が重かった。

  長期国債先物市場で中心限月12月物は前週末比5銭安の150円35銭で取引を始め、150円29銭まで下落。午後は徐々に買い戻されて上昇転換し、一時150円45銭まで買われ、結局は3銭高の150円43銭で引けた。

  SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは、「先週末の米金利上昇で先物や10年債の売りが主導していたが、オペ結果は予想より強め。売り急いでいないことが確認された」と指摘。30年債入札は「投資家需要に不透明感があるが、0.9%台まで流れれば押し目買いが期待される」と指摘した。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年国債の348回債利回りは、日本相互証券が公表した前週末午後3時時点の参照値より1.5ベーシスポイント(bp)高い0.065%まで上昇したが、その後は0.055%に戻した。新発2年物381回債利回りは0.5bp低いマイナス0.15%、新発5年物133回債利回りは0.5bp高いマイナス0.095%で推移した。

  超長期ゾーンでは、新発20年物の162回債利回りは0.5bp高い0.595%から0.59%、新発30年物の56回債利回りも0.5bp高い0.885%から0.88%に戻した。新発40年物10回債利回りは1bp高い1.10%と7月7日以来の高水準を付けた後、1.09%で推移した。

  日銀がこの日実施した国債買い入れオペの結果によると、応札倍率は残存期間「1年超3年以下」が2倍台で小幅低下し、「3年超5年以下」は4倍台に上昇した。平均利回り差は「1-3年」がマイナス0.001%、「3-5年」は0.004%だった。また、「1年以下」の買い入れ額が700億円と前回から300億円減額され、応札倍率は5倍台に上昇した。

●ドル全面安、北朝鮮警戒重しで対円は112円台後半-ユーロ堅調

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  東京外国為替市場でドルは主要通貨に対して全面安。北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日に当たり、軍事的な挑発への警戒感が重しとなり、ドル・円相場は1ドル=112円台後半で推移した。

  午後2時52分現在のドル・円相場は前日比ほぼ横ばいの1ドル=112円63銭。朝方に112円83銭まで上昇した。その後は水準を切り下げ、午後に入り一時112円58銭まで下落した。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、一時0.2%下落の1167.27を付けた。

  三井住友銀行の宇野大介チーフストラテジストは、「北朝鮮リスクが強い。ロシア政府高官が北朝鮮は長距離ミサイル発射の可能性があると発言しており、きょうは朝鮮労働党創建記念日。北朝鮮から何かあれば円を買う方向」と説明した。

  ユーロ・ドル相場は同時刻現在、0.3%高の1ユーロ=1.1770ドル。朝方に一時1.1782ドルまでユーロ高・ドル安に振れた。

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