ドイツ銀CEO、株主の支持失う恐れ-5月までに業績改善なければ

  • 数四半期以内に取引業務を中心に業績改善を実感したいと主要株主
  • 2四半期で改善がなければ、執行役会に圧力が高まるとシュパイヒ氏

Share on Twitter ドイツ銀行のジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)

ドイツ銀行のジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)は最新の業績改善プランを今年3月に発表後、わずか7カ月で一部投資家の支持を失いつつあるようだ。

  10位までの上位株主のうち、3つの関係者が匿名を条件に語ったところでは、クライアン氏(56)を今後も支持する条件として、数四半期以内にトレーディング業務を中心とする業績改善を実感したいとこれらの株主は望んでいる。2つの株主の関係者は、来年5月の年次株主総会までに同氏が約束を果たせなければ、外部候補を後任として検討することが最善のオプションになる可能性があると指摘した。

  クライアン氏は、今年にも成長を回復させるという3月時点の約束を果たせておらず、2015年の就任以降2つの四半期を除いて収入は減少し、最近数カ月も減った。

  ドイツ銀株式の約0.15%を保有することがブルームバーグの集計データで示され、上位10位の株主に入っていないユニオン・インベストメントのファンドマネジャー、インゴ・シュパイヒ氏も「今後2四半期で改善が見られない場合、執行役会に圧力が高まる」との見方を示す。同行の広報担当は、コメントを控えている。

原題:Cryan Is Said to Be Losing Support of Top Deutsche Bank Holders(抜粋)

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