米ゼネラル・エレクトリック(GE)のジョン・フラナリー新最高経営責任者(CEO)は、2カ月前に就任してから公の場でほとんど発言していない。ただ既に、125年の歴史を持つ同社で最大級の改革を行う意向を示している。

  同社は9日、アクティビスト(物言う投資家)であるトライアン・ファンド・マネジメントの創業パートナー、エド・ガーデン氏を取締役に加えた。この3日前には経営幹部3人の退社を発表していた。フラナリーCEOはジェット機エンジン、機関車、ガスタービンを含む事業ポートフォリオの変更も検討。また、2018年末までに経費を20億ドル(約2250億円)削減する計画の一環として、社用ジェット機や社用車も減らしている。

ジョン・フラナリーCEO
ジョン・フラナリーCEO
フォトグラファー:Prashanth Vishwanathan / Bloomberg

  株価下落の中で同CEOは、早急に結果を出すよう圧力を受けている。GEは弱いキャッシュフローや発電・原油市場の需要低迷に直面する中で、業績見通しがリスクにさらされている。 バーティカル・リサーチ・パートナーズとJPモルガン・チェースは、フラナリーCEOが配当引き下げさえ検討する可能性もあると指摘。GEは09年の金融危機の際と1938年に減配に踏み切っている。

  9日のニューヨーク市場でGE株は前週末比3.9%安。このままいけば月間ベースでは8カ月続落と、1978年前半以降で最長の値下がり局面となる。

原題:GE’s Quiet CEO Speeds Makeover Amid Longest Slide Since 1978 (1)(抜粋)

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