中国は医薬品と医療機器の承認制度を見直す。新しい治療法へのアクセスを加速するためで、世界2位の医薬品市場である中国で事業を拡大する国内外のメーカーにとっては追い風となる可能性がある。

  国営新華社通信が国務院の声明を基に報じたところによると、海外の臨床試験データも中国の医薬品登録で受け入れられる見通し。こうした見直しで新治療の承認遅れが数年改善され、外国の医薬品メーカーは中国の患者に多額の費用がかかる後期臨床試験を行わなくても済むことになりそうだ。

  中国では人口高齢化やがん、糖尿病などの慢性疾患の増加に伴って新しい治療への需要が高まりつつある。承認作業の迅速化は中国展開を拡大している米ファイザーや英アストラゼネカ、グラクソ・スミスクラインなどの多国籍企業を後押しする公算が大きい。調査会社クインタイルズIMSによれば、中国の2016年の医薬品支出は1167億ドル(約13兆1400億円)と、市場規模は米国に次いで2番目。

原題:China Overhauls Drug Approvals in Win for Global Pharma (1)(抜粋)

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