金正恩氏:核開発の継続を訴え、妹が政治局員候補に-党中央委総会

  • 正恩党委員長の妹、与正氏を政治局員候補に選出
  • 与正氏は今年1月、米財務省の制裁の対象になっている

北朝鮮は7日、平壌で朝鮮労働党中央委員会総会を開き、金正恩党委員長の妹、金与正党宣伝扇動部副部長を政治局員候補に選出した。与正氏を権力の中枢に近づけるとともに、一族による体制の管理を固めた。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。

  金委員長は総会で、「米帝国主義者による核の脅し」に備えるため、核兵器開発の継続を呼び掛けた。与正氏を含む当局者を政治局員候補に昇格させた総会で金委員長は「現在の状況は厳しく、われわれは試練に直面している」と述べた。

  米財務省は今年1月、人権侵害などに関与したとして与正氏ら北朝鮮の当局者7人を制裁の対象にしたと発表した。同省は与正氏の年齢を28歳と説明している。正恩氏と与正氏は故・金正日総書記と妻の故・高英姫氏の間に生まれた。
 
  韓国の北韓大学院大学校の梁茂進教授は「金正恩氏は家族の権力を強化するという父と祖父の慣行を拡大しつつある」と語った。 

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原題:Kim Jong Un Boosts Sister Within North Korea’s Inner Circle (1)(抜粋)

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