米国株・国債・商品(6日):S&P500種反落、北朝鮮リスク意識

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6日の米株式相場は反落。週末を控え、北朝鮮を巡る緊張が高まったことでリスク資産への需要が減退し、米経済の底堅さを示す最新の経済指標の影響を打ち消した。米国債は米雇用統計や北朝鮮情勢を材料に不安定な値動きとなった後、小幅下落で終えた。

  • 米国株下落、S&P500種が9日ぶり反落-北朝鮮情勢緊迫で
  • 米国債は続落、雇用統計と北朝鮮リスク意識し荒い値動き
  • NY原油は大幅反落、熱帯性暴風雨への警戒和らぐ
  • NY金は小幅反発、北朝鮮がミサイル試射を準備との報道で

  S&P500種株価指数は前日比0.1%下げて2549.33。週間ベースでは1.2%高となった。 ダウ工業株30種平均は1.72ドル(0.1%未満)安の22773.67ドル。ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.36%。

  S&P500種は9営業日ぶりに下落。北朝鮮によるミサイル試射が近いとの観測が重しとなり、9月の米雇用統計で示された賃金の伸び加速の影が薄れた。9月は非農業部門雇用者数がハリケーンの影響もあり2010年以降で初の前月比減少となったが、平均時給は前年同月比2.9%増(市場予想2.6%増)と伸びが加速した。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅反落。熱帯性暴風雨「ネイト」がオフショア原油プラットフォームやメキシコ湾岸の製油所に脅威を及ぼすとの警戒が和らいだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比1.50ドル(3%)安の1バレル=49.29ドルで終了。週間では4.6%安と、5月以来の大幅下落。ロンドンICEの北海ブレント12月限は前日比1.38ドル下げて55.62ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小幅反発。北朝鮮が米西海岸に到達可能なミサイルの試射を近く実施する計画だと、ロシア通信(RIA)が同国のモロゾフ下院議員の発言として伝えたことが手掛かり。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比0.1%高の1オンス=1274.90ドルで終了。週間ベースでは下落した。

   米国の賃金上昇の加速でインフレが上向いているとの見方が広がり、市場が織り込む米12月利上げの確率は高まった。この日はまた、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が、インフレ率は当局目標の2%に上昇すると予想し、緩やかなペースでの利上げを継続すべきだと述べた。

  米国債は雇用統計の発表後に売りを浴びたが、北朝鮮関連報道を受けた米株安で買い戻しが入った。最近北朝鮮を訪問したロシアのモロゾフ下院議員はインタビューで、「北朝鮮当局者はいっそう強力な長距離ミサイルの試射を準備していると話し、このミサイルは米西海岸を攻撃することも可能だとの見方を示した」と発言した。

原題:Stocks, Dollar Decline Amid Korean Tensions, Jobs: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Post Small Losses After Haven Bid Unwinds NFP Slide(抜粋)
Russia Lawmakers Say N. Korea May Test Longer-Range Missile Soon(抜粋)
Dudley Says Job Gains to Lift Inflation, Fed Should Tighten (1)(抜粋)
Oil Posts Biggest Weekly Drop Since May as Storm Concerns Ease(抜粋)
Gold Rebounds as North Korea Seen Prepping for Missile Test(抜粋)

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