ニューヨーク連銀のダドリー総裁は米労働市場の改善が続いていることから、賃金の伸びは加速し、最終的にインフレ率は当局目標の2%に上昇すると予想し、緩やかなペースでの利上げを継続すべきだとの認識を示した。

  ダドリー総裁は6日、ニューヨークで講演。講演原稿によると、「インフレ率は現在、われわれの長期目標を幾分か下回っているが、金融緩和策の段階的な解除を続けることはなお適切だと判断する」と発言。総裁は先月の講演内容を繰り返した。

  ダドリー氏は競争激化を促す技術的な変革がインフレ率を低水準に抑えている可能性があり、2%に戻るのを抑制している恐れがあるとの懸念をあらためて表明したものの、まだ解明されたわけではないと指摘。

  「今年の未達分は携帯電話サービス料金の大幅下落など一時的要因で説明され得るが、その根強さはもっと根本的な構造的変化が一因となっている可能性があることも示唆している」とし、「今後数カ月に、こうした矛盾する説明をうまく区別できるようになることを望んでいる」と話した。

原題:Dudley Says Job Gains Should Lift Inflation, Fed Should Tighten(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE