PIMCOとゴールドマン、債券ETFの条件緩和をSECに要請

  • バンガードなど債券ETF先発組と対等な条件適用を求める
  • 債券ETFはまだ小規模、今後の拡大が見込まれる

ゴールドマン・サックス・グループとパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、世界の債券指数に連動する上場投資信託(ETF)の運営で米証券取引委員会(SEC)に条件緩和を働きかけている。

  SECへの要請には両社のほか、オッペンハイマーファンズとヌビーン・ファンド・アドバイザーズも加勢。債券ETFに早くから参入し、ETF組成でSECから柔軟なルール適用を認められているバンガード・グループやブラックロックの「iシェアーズ」、ステート・ストリートと、対等な条件を4社は求めている。

  債券ETFの先発組は、指定参加者が保有する債券一覧から指数の追跡に最も適したものを抜き出すだけで良かった。だが2012年以降に参入したETFの組成では、指数を正確に反映するバスケットしかディーラーからの拠出対象として認められないなどの条件が付けられている。数百もの銘柄で構成される債券指数に連動する債券ETFの組成は事実上不可能となっていた。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、米国で保有されているETF資産約3兆2000億ドル(約360兆円)のうち、株式が2兆5000億ドルを占め、債券は5660億ドル。世界の債券発行残高に占めるETFの割合はわずか1%にすぎない。だがブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は3日のブルームバーグニュースとのテレビインタビューで、今後5年間でこの比率は15%にまで高まると予想。「債券でETFの役割は大きくなる一方だろうと確信している」と述べた。

  SECへの要請について、ブラックロックとゴールドマン、オッペンハイマー、PIMCO、ヌビーンはいずれもコメントを控えた。

債券ETFは拡大するだろうと語るブラックロックのフィンクCEO

Source: Bloomberg)

原題:Pimco, Goldman Push for Bond ETF Flexibility to Combat BlackRock(抜粋)

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