IMF:カタルーニャ危機、スペインへの信頼感と投資判断の重しに

国際通貨基金(IMF)は、スペインのカタルーニャ自治州を巡る危機が、ここ数年にわたりユーロ圏内で好調だった同国経済に影響を及ぼしかねないと警告した。

  IMFはスペイン経済に関する最新の報告書で、同国の銀行システムが耐性を増したほか、国内経済は構造改革と賃金上昇の落ち着き、良好な世界情勢から恩恵を受けていたとも指摘した。

  IMF代表団の責任者を務めるアンドレア・シェヒター氏はインタビューで、「スペイン経済の見通しは現時点では力強い」と述べた上で、「だが、カタルーニャに関係した長引く緊張と不透明感が信頼感と投資判断への重しとなり得る」と語った。

  IMFは既にスペイン景気が2018年に鈍化すると予想。18年成長率見通しは2.5%と、ユーロ圏全体を引き続き上回るものの、今年の3%予測から低下するとみている。

原題:Crisis in Catalonia Risks Hurting Spanish Economy, IMF Says(抜粋)

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