FRB:米国債取引データ、収集強化に取り組んでいる-パウエル理事

  • 米国債市場の慣行に関するグループの会議で発言
  • FINRAの会員でない金融機関のデータ収集も目指している

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル理事は5日、FRBが米国債の取引に関して一段と幅広いデータ収集を望んでいると述べた。

  同理事は米国債市場の慣行に関するグループ(TMPG)の会議で、より多くの銀行から米国債のディーリング情報を集めるようFRBが取り組んでいると説明した。このイベントはニューヨーク連銀で行われ、同理事の発言は事前に用意された講演テキストに基づく。

  業界の自主規制団体である米金融取引業規制機構(FINRA)は7月、債券価格報告システムのトレースを通じた取引結果の収集を会員向けに開始。FINRAの会員でない企業が除外されていることから、マーケットメーカー(値付け業者)や高速取引を手掛ける企業は取り組みが全く不十分だと主張している。

  パウエル理事は「条件を公平にするということにわれわれは留意すべきだ」と指摘し、FRB理事会はFINRAに対し、会員でない金融機関からのデータ収集で代理人を務めるよう協力を求め交渉を続けていると話した。FINRAの広報担当レイ・ペレキア氏はコメントを控えた。

原題:Fed Working on Capturing Non-Finra Banks’ Treasury Trade Data(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE