日本では1955年以来、4年間を除いて自民党が政権を握ってきた。それでも円トレーダーの一部は今月22日に行われる衆院選の結果に対して保険を掛けることをやめない。

  オプション取引で、いわゆるリスクリバーサル の2週間物と期間中に衆院選が入る1カ月物で顕著な乖離(かいり)が見られる。同様の乖離は、仏大統領選挙で反ユーロ候補者が勝利する可能性が意識された今年3月や米大統領選を控えた昨年10月にも見られた。

  一般的に円は国際的な混乱時に選好される傾向があり、3月と昨年10月のリスクリバーサルの乖離は、セーフヘイブン(安全な逃避先)の賭けであったと説明することができる。今回の衆院選では、一部の通貨ストラテジストが、小池百合子東京都知事の率いる希望の党がアベノミクスによってもたらされた円安をあまり支持しないと想定している。

原題:Yen Traders Are Taking Out Some Insurance on Japan’s Election(抜粋)

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