アナリストの大胆な見方が長く待ち望まれてきた米ゼネラル・モーターズ(GM)の株価上昇をもたらしている。それは、1世紀もの歴史を持つ自動車メーカーであるGMが優れた最新技術を持っているのではないかというものだ。

  ドイツ銀行のアナリスト、ロッド・ラーチ氏は、GMの自動運転車とカーシェアリングへの取り組みから300億ドル(約3兆4000億円)の事業が誕生すると予想する強気なレポートを発表。これを受け、GM株は今週に入り毎日、終値ベースで上場来高値を更新している。ラーチ氏は先月にGMの投資判断を「買い」に引き上げたほか、今月2日にはGMがモビリティー事業をスピンオフするという同氏の予想に同社の経営陣が異議を唱えなかったと指摘した。

  ラーチ氏は今週のリポートで「GMの運転手なしの自動運転車は、大方の予想よりはるかに早く商業展開の準備が整うだろう」と指摘し、それが数年以内ではなく、数四半期以内になる可能性があるとの見方を示した。

  5日の米株式市場でGM株は一時0.7%高の44.08ドルを付けた。ラーチ氏がGM株の投資判断を「買い」に引き上げる前の最終営業日である9月22日からは約11%上昇している。

原題:GM Stock Rises as $30 Billion Business Emerges From Tech Bet (1)(抜粋)

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