インド経済が向こう20年間に拡大し都市部への人口移動が進めば、銅や鉄鉱石などあらゆる原材料の消費が伸びる可能性がある。オーストラリア政府はこう予測する。

  豪政府はインドが中国のような道のりをたどるかどうかについて分析。豪産業・技術革新・科学省は6日発表した四半期報告書で、「今世紀初め以降の中国のように、インドは都市化の大きな波のさなかにあり、そのスケールは歴史上ほとんど類を見ない」と指摘。インドの都市人口は昨年時点の約4億3900万人から2035年までに6億4200万人に膨らむ可能性があり、年1000万人ペースで増えるとの見通しを示した。

  中国の成長ペースが鈍化する中、世界最大の鉄鉱石輸出国である豪州など資源国やBHPビリトンなど鉱山各社のインド経済拡大に対する関心が高まっている。豪州の調査によると、インドの発展は中国ほど資源集約的ではない可能性が高いが、コモディティー消費の増加はなお大幅に伸びるとみられる。

  同省による需要予想は以下の通り。

低強度シナリオ高強度シナリオ
2015年2035年2035年
4912,84413,536
アルミニウム1,4763,30733,334
ニッケル37271,044
亜鉛6121,4958,648
鉄鋼89,353222,5121,031,181
鉄鉱石147,804378,2701,753,008
冶金用石炭100,600133,507618,709

(注:単位は千トン)

原題:A Commodity Superpower Asks What If India Turns Out Like China?(抜粋)

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