クオールズ氏、FRB銀行監督副議長に-上院承認、規制緩和の司令塔

  • ブッシュ政権で財務省在籍、カーライルの幹部やPE会社の経歴
  • トランプ大統領がFRBに送り込む第1号、FOMCメンバーに

米連邦準備制度理事会(FRB)が初めて設ける銀行監督担当副議長のポストに、ランダル・クオールズ氏が就任することを米上院が承認した。トランプ政権が成長抑制の一因と指摘する危機後の金融規制について、副議長はこれを緩和する取り組みで極めて重要な役割を担う。

  クオールズ氏は、トランプ大統領がFRBに送り込むセントラルバンカーの第1号となる。ホワイトハウスはウォール街の監督体制を見直し、9年目に入った景気拡大を主導する狙いがある。

  クオールズ氏はFRB副議長として、銀行資本や流動性、さらにはボルカー・ルールを含む金融規制改革法(ドッド・フランク法)の施行で大きな影響力を及ぼすことになる。またFRB理事として、同氏は連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーとなる。

  クオールズ氏はジョージ・W・ブッシュ政権当時の財務省に在籍。その後カーライル・グループを経て、ユタ州ソルトレークシティーのプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社に勤めていた。

  コールズ氏の就任でFRBの空席ポストは一時的に2席に減るが、フィッシャー副議長は今月辞任する。イエレン議長は来年2月に任期満了となる。トランプ大統領はこれまで、イエレン議長再任の可能性に含みを持たせているが、ホワイトハウスはイエレン氏を含め少数の候補に絞って検討している。

原題:Ex-Carlyle Executive Quarles Confirmed as Fed Vice Chairman (1)(抜粋)

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