シンガポール通貨庁(MAS、中央銀行)が今月、政策スタンスの引き締めで市場を驚かす可能性がある。米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)はこう予想する。

  PIMCOの新興市場ファンドマネジャー、ローランド・ミアス氏(シンガポール在勤)はインタビューで、経済指標がシンガポールの成長見通し改善を示すとともに、コアインフレ率がMAS予測の上限である2%に年内に近づく公算が大きいと述べた。

  主要先進国の中で、中銀が金利ではなく為替レートを主要政策手段として用いているのはシンガポールのみ。ミアス氏はMASが引き締め方向に貿易加重の為替相場変動幅を調整するかもしれないとし、「最大の可能性ではないが、恐らく30%の確率で10月の次回会合で引き締めるだろう」と語った。MASは2016年4月から政策を据え置いている。  

原題:Pimco Sees Chance Singapore’s MAS Surprises by Tightening (1)(抜粋)

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