米食品・飲料メーカー、ペプシコは成長てこ入れに向けスナック事業への依存を強めざるを得なくなっている。米消費者が清涼飲料水の購入を減らしつつあるためだ。

  同社の第3四半期(9月9日まで)決算で、北米飲料部門の売上高は3%減少。コスト削減やスナック菓子「フリトレー」部門の販売好調を背景に、コア1株利益はアナリスト予想を上回ったが、アナリストや投資家の失望を招いた。全体の売上高は162億ドル(約1兆8300億円)。市場予想平均は163億ドルだった。

  ウェルズ・ファーゴのアナリスト、ボニー・ハーゾグ氏はリポートで、「喜ぶ理由がほとんど見当たらない」と指摘。北米飲料部門の売上高について、「予想を大きく下回った」とコメントした。

  第3四半期のコア1株利益は1.48ドルと、アナリスト予想平均の1.43ドルを上回った。今年通期のコア1株利益見通しは5.23ドルと、従来予想の5.13ドルから引き上げ。一方、実質ベースの通期増収率見通しは従来の3%から2.3%に引き下げた。

  同社の北米飲料事業低迷は業界全体の流れを反映。飲料業界メディアのビバレッジ・ダイジェストによると、米国の1人当たり炭酸飲料消費は昨年、31年ぶり低水準に落ち込んだ。

原題:PepsiCo’s Languishing Beverage Unit Overshadows Snack Growth (1)(抜粋)

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