世界最大の資産運用会社である米ブラックロックは、情報技術(IT)を金融サービスに活用するフィンテック企業キャピタル・プレファレンシズへの投資に向けての話し合いを行っている。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。リテール投資家への対応強化に役立てる狙いがある。

  キャピタル・プレファレンシズは、ウェルスマネジメント(富裕層向け資産運用)業者が顧客の好みやリスク許容度を理解するために役立つデータを収集し、投資家のニーズに適したポートフォリオの設定を可能にする。非公開情報であることを理由に関係者の1人が匿名を条件に語ったところでは、交渉は予備的段階だが、キャピタル・プレファレンシズのソフトをブラックロックの既存のテクノロジーサービスに組み込む方法も協議されているという。

  投資家の資金が運用費用の安いパッシブ戦略に流れる状況で、ブラックロックは収入の幅を広げる狙いもあってテクノロジーに投資し、リテール投資家へのリーチを間接的に広げる目的でテクノロジーを活用している。
  
  キャピタル・プレファレンシズの共同創業者バーナード・デル・レイ氏は、コメントを控えている。ブラックロックの広報担当エド・スウィニー氏に電話と電子メールでコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

原題:BlackRock Is Said to Be in Talks for Stake in Fintech Company(抜粋)

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