カタルーニャ州首相、独立宣言の時期など明言避ける-仲介交渉の用意

  • 独立プロセスをいつどのように開始するかには言及せず
  • 中央政府はカタルーニャ州の自治を停止し直接統治に踏み切る可能性

タルーニャ自治州のプチデモン首相

Photo by David Ramos/Getty Images

スペイン北東部カタルーニャ自治州のプチデモン首相は4日夜のテレビ演説で、独立を宣言するかどうかやその時期について明言を避けた。マドリードの中央政府との対立で同州が最終的に切るカードを巡る不透明感がさらに続くことになる。

  プチデモン首相は仲介交渉の用意があると繰り返し、独立の賛否を問う1日の住民投票に法的正当性がないと非難した国王フェリペ6世を批判。同首相は州政府が住民投票の結果をすぐに適用すると述べたが、スペインからの独立プロセスをいつどのように開始するかには言及せず、時間を稼いだ格好だ。

  スペインのラホイ首相は、投票を阻止するために警官隊を投票所に突入させるなど強硬策に訴え、大規模なデモにつながったが、こうしたアプローチに党派を超えた政治的支持を求めている。今後はカタルーニャ州の自治を停止し、マドリードの中央政府による直接統治に踏み切る可能性もある。

  カタルーニャ語とスペイン語で演説したプチデモン首相は、ラホイ首相の政策を破滅的だと攻撃し、国王は機会を逸し、カタルーニャ人を失望させたと主張。正当性の認識を高めるために他の多くがこれまでやってきたことをカタルーニャ州も行っているだけであり、スペインに引き続き貢献すると語った。カタルーニャ州はスペインの国内総生産(GDP)の約2割を占める。

原題:Catalan Leader Keeps Spain Guessing on Independence Declaration(抜粋)

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