米国株・国債・商品:S&P500種最高値更新、原油は続落

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Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S..

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

4日の米国株は最高値を更新、米国債はほぼ変わらずだった。今週は投資家の関心を強く集めるイベントや経済統計が多く控えている。

  • 米国株は上昇、S&P500種は最高値更新
  • 米国債は上げ失う、10年債利回りほぼ変わらず
  • NY原油は続落、2週間ぶり50ドル割れ-米輸出増でだぶつき懸念
  • NY金は反発、100日線付近で推移-米経済指標待ち

  S&P500種株価指数は前日比0.1%上昇して2537.74。 ダウ工業株30種平均は19.97ドル(0.1%)高の22661.64ドル。10年債利回りはほぼ変わらずの2.32%。

  供給管理協会(ISM)が発表した9月の非製造業総合景況指数が12年ぶりの高水準を示したことが好感され、S&P500種が若干上昇した。給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートが発表した給与名簿に基づく集計調査によると、9月の米民間雇用者数は市場予想に一致した。投資家は6日に米労働省が発表する雇用統計を待っている。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続落。2週間ぶりにバレル当たり50ドルを割り込んだ。米国の原油輸出増加を背景に、世界的な供給だぶつき懸念が再燃した。秋期の製油所メンテナンスで需要も減少する見通しだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比44セント(0.9%)安の1バレル=49.98ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は20セント下げて55.80ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。米金融当局が注目する6日の雇用統計など米経済指標の発表を控え、金は100日移動平均線付近で推移した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比0.2%高の1オンス=1276.80ドルで終了。

  トランプ米大統領のアドバイザーは連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長の最終候補者リストを大統領に提出し、候補者選びの作業を終えたと、事情に詳しい関係者7人が明らかにした。

  この日は経済統計やFRB次期議長候補、ティラーソン米国務長官の辞任観測否定などの材料があったものの、米国株は方向感に乏しい展開だった。ティラーソン長官は辞任を「考えたことは一度もない」と述べ、同氏がトランプ米大統領を中傷し、辞任を検討したとする報道を否定した。

  トランプ大統領がプエルトリコの債務を「帳消し」にすると示唆した発言ことが手掛かりとなり、プエルトリコ債が売られ、価格は過去最低に沈んだが、マルバニー米行政予算局(OMB)局長はトランプ大統領の発言を文字通りに受け止めないよう促した。

原題:U.S. Stocks, Dollar Churn Near Highs Amid Fed Bets: Markets Wrap(抜粋)
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