ティラーソン米国務長官は4日、辞任を「考えたことは一度もない」と述べ、同長官が辞任を検討していたとする報道を否定した。

  ティラーソン長官(65)は同日、国務省で記者団に対し、大統領と米国の成功に対する献身は国務長官就任要請を受諾した日と同じように強いままだ」と発言。「このポストを辞任することは一度も考えたことはない」と語った。

  NBCニュースは同日、ティラーソン長官が今夏に辞任を検討したほか、トランプ氏について「ばか」と発言したと報じた。ティラーソン長官はこの発言の真偽を問われ、「このような取るに足りないことに関わるつもりはない」と述べ、「この報道には人間関係を分断する意図がある」と答えた。

  この日会見した国務省のナウアート報道官は、ティラーソン長官が「ばか」という言葉を使ったことはないと説明。「国務長官はトランプ大統領について語るのにそのような類いの表現は用いなかった。それは言わなかった」と述べた。またティラーソン長官とトランプ大統領がこの日、話し合ったことを明らかにし、ティラーソン長官から「良いやり取りだったと聞いた」と語った。

  トランプ大統領はティラーソン長官が国務省で発言する数分前にツイッターに「NBCニュースは偽ニュースであり、CNNよりも不誠実だ。NBCは優れた報道にとって恥辱だ。ニュース視聴率が低下しているのも不思議ではない!」と投稿した。

  大統領はその後、ラスベガスで、自分はティラーソン長官に「全幅の信頼」を置いていると述べた。

原題:Tillerson Vows to Stay After Report He Was Near Resigning (3)(抜粋)

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