中国で銀行株が急反発し、ことしの株高基調を維持する上で大手テクノロジー銘柄にかかっていた負担が和らぎつつある。

  中国人民銀行(中央銀行)が2018年から預金準備率を引き下げると発表したことを受け、3日のMSCI中国金融株指数は4.9%高と、この2年余りで最大の上昇率となった。同金融株指数はMSCI中国指数との比較で10年ぶりの低水準で推移していた。

  MSCI中国指数は年初から46%上げたが、この上昇分の半分近くをテンセント・ホールディングスとアリババ・グループ・ホールディングの2銘柄が占め、テクノロジー株が下落した場合の同指数への影響度がますます大きくなっている。テクノロジー株の世界的な値下がりが波及し同指数がたった1日で最大3%下落した先週、そうしたリスクは浮き彫りとなった。
  

  MSCI中国指数が前回ピークを付けた15年4月を起点とすると、パフォーマンスの格差はさらに際立つ。これ以後の業種別の騰落率では、不動産とテクノロジーの指数がプラス60%を超えているのに対し、10業種のうち6業種はいまだマイナスだ。金融は16%、エネルギーと工業は30%余り下げている。
  
  

原題:China Bank Stocks Turn Into Latest Best Hope for Investors (1)(抜粋)

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