トランプ米大統領のアドバイザーは連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長の最終候補者リストを大統領に提出し、候補者選びの作業を終えた。事情に詳しい関係者7人が明らかにした。内部の協議を理由に匿名を条件に語った。

  関係者2人によると、トランプ政権の中枢でイエレン現議長の再指名を主張しているのは少数だが依然として検討されている。

イエレンFRB議長
イエレンFRB議長
写真家:Ty Wright / Bloomberg

  協議に参加している政権高官2人によると、イエレン氏に加えて、トランプ大統領はコーン国家経済会議(NEC)委員長やウォーシュ元FRB理事、パウエル理事を検討している。コーン氏はトランプ大統領が夏に次期議長指名の可能性もあると公言したのを受け、選定プロセスには関与していないという。

  複数の関係者によると、現時点で最有力候補はいない。候補指名観測が浮上していたコロンビア大学経営大学院学長のグレン・ハバード氏やUSバンコープのリチャード・デービス会長とトランプ大統領が面談する予定はないと関係者2人は明らかにした。

ウォーシュ元FRB理事
ウォーシュ元FRB理事
写真家:Chris Ratcliffe / Bloomberg

  関係者2人によれば、スタンフォード大学のジョン・テーラー教授も検討されているとみられる。同教授のインタビューが行われたか、予定されているかは不明。

  ハバード氏のコメントは現時点で得られていない。USバンコープの広報担当はコメントを控えた。

  最新の展開はトランプ大統領が最終的な候補指名に近づいていることを示している。大統領は9月29日、次期FRB議長候補を2、3週間以内に発表する考えを示していた。

パウエルFRB理事
パウエルFRB理事
写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

原題:Trump Aides Are Said to Deliver Shortlist of Fed Candidates(抜粋)

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