スペイン国王:カタルーニャ州指導者の背信は容認できず

  • フェリペ6世は今回の危機についてテレビ演説-沈静化を呼び掛け
  • カタルーニャ州当局者の行為は憲法違反-国王

スペイン国王フェリペ6世は3日夜、北東部カタルーニャ州の独立の賛否を問う住民投票を行った指導者らが意図的に憲法に違反したと批判し、背信は「容認できない」とした上で、事態の沈静化を呼び掛けた。

  1日に実施された住民投票では230万人が投票し、地元警察部隊は投票防止命令を無視。こうした状況にスペインのラホイ首相は中央政府の支配維持を目指し、憲法155条に基づきバルセロナの同州政府から自治権をはく奪する是非とその時期を検討している。

  国王はテレビ演説で「彼らは国家権力に対し容認できない背信を示した」と述べ、「今日のカタルーニャ社会は分断されている」と指摘。独立派に憲法に従わねばならないと訴え、スペインの結束を約束した。

  カタルーニャ州のプチデモン首相は有権者が1日の住民投票で独立を選択したと州議会に通知すると表明している。通知すれば48時間以内の一方的独立宣言につながるプロセスの引き金となるが、同首相は2日、このプロセスをいつ開始するかに関する質問に明言を避けた。

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