米国株・国債・商品:S&P500種高値更新、自動車株高い

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Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

3日の米株式相場は続伸。9月の自動車販売統計が良好だったことで工業株が買われた。国債は小幅に上昇(利回りは低下)、ドルは朝方の上げを消して前日比ほぼ変わらずとなった。

  • 米国株は続伸、自動車販売好調で工業株に買い
  • 米国債は上昇、JPモルガン顧客調査や次期FRB議長巡る観測で
  • NY原油は続落、2週間ぶり安値-在庫統計控え
  • NY金は小幅反落、米利上げ警戒-ETFから資金流出

  S&P500種株価指数は前日比0.2%高の2534.58、ダウ工業株30種平均は84.07ドル(0.4%)上げて22641.67ドル。ニューヨーク時間午後5時現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.32%。

  S&P500種は6営業日続伸し、この日も終値ベースの過去最高値を更新。年初来最も好調な月間販売統計を受けた自動車株の上昇が支えとなった。一方、米国債は朝方の取引を総じて軟調に推移、10年債利回りが2.36%を超える場面もあったが、午前のうちに上げに転じ引けまでプラスを維持した。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続落。ほぼ2週間ぶりの安値となった。米石油協会(API)のデータでは米原油在庫が減少、クッシングの在庫は増加が示されるとの見方が広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比16セント(0.3%)安の1バレル=50.42ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は12セント下げて56ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小幅続落。米利上げへの警戒が強く、北朝鮮情勢をめぐる不安が相殺された。上場投資信託(ETF)の「SPDRゴールド・シェアーズ」からの2日の資金流出は過去2カ月余りで最大となった。この日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比0.1%安の1オンス=1274.60ドルで終了。

  米税制改革への期待、よりタカ派寄りの人物が連邦準備制度理事会(FRB)議長に指名される可能性、堅調な製造業関連指標など、このところドルと米国株の上昇を支えてきた材料をあらためて吟味する動きがみられた。投資家の一部はすでに、イエレンFRB議長の講演や9月の米雇用統計発表といった週後半の材料に関心を寄せている。

  米国債市場では、アブダビ政府の30年物も含むドル建て債の発行で値付けが行われる中、償還期限が長い米国債は上昇幅がやや限られた。

  JPモルガン・チェースが3日公表した米国債顧客調査も材料視された。それによると、資産運用会社と投機筋、中央銀行、政府系ファンドを含む「全顧客」は米国債のショートポジションを2006年5月以来の水準に引き上げ、アクティブ顧客によるショートはデータ蓄積開始以来の高水準となった。

  ムニューシン米財務長官が次期FRB議長候補でパウエル氏を支持しているとのポリティコの報道が手掛かりとなって、ケビン・ウォーシュ氏が指名されるとの観測を背景にした前週の国債売りは後退した。

原題:U.S. Stocks Add to Records as Treasuries Advance: Markets Wrap(抜粋)
USTs Hold Short-Squeeze Gains; Abu Dhabi Deal Weighs on Long-End(抜粋)
JPMorgan Clients Most Bearish on Treasuries Since 2006: Chart(抜粋)
OIL FUTURES: WTI Drops to Two-Week Low Ahead of Inventory Data(抜粋)
ETF Buyers Exit SPDR Gold as Fed Fears Eclipse Missile Mayhem(抜粋)

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