トヨタが「ハービー」後の買い換えけん引-9月米新車販売高水準

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Bloomberg

トヨタ自動車はハリケーン「ハービー」後の買い換え需要による追い風を受けて今年に入って初めて拡大した9月の米自動車販売でけん引役となった。統計を発表した大手メーカーの全てがアナリスト予想を上回るなど市場全体が好調だった。

  トヨタの9月の販売台数の成長は前年同月比15%増で全社中で最も高い伸びとなった。販売シェアでも米フォード・モーターを抜いて米ゼネラル・モーターズに次ぐ2位の座に立った。

  大手各社の3日の発表によると、日産自動車とホンダ、フォードも予想を上回る伸びとなった。韓国の現代自動車は減少したが、アナリスト予想ほどは落ち込まなかった。

  調査会社オートデータによると、9月の業界全体での自動車販売は季節調整後ベースの年率換算で1860万台と、2005年7月以来の最高となった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想平均は1740万台だった。

  販売台数が過去最高だった2016年と異なり、17年は年初から販売が落ち込んでいた。このため、多大な損害をもたらしたハービーは、自動車業界へのカンフル剤となった可能性がある。自動車購入ウェブサイト、オートトレーダー・ドット・コムのアナリスト、ミシェル・クレブス氏は電話で「嵐が去った後、人々は速やかに自動車販売店に出向いた」と指摘。この動向は「10月、場合によっては11月にかけて続く見通しだ」と話した。

  トヨタの販売増は、クロスオーバー「RAV4」の44%増がけん引した。セダンの主力である新型「カムリ」も好調。ライトトラック部門も29%の伸びとなった。

  フォードでは9月、ハービーの影響が約5000台の追加販売につながったと、米国販売責任者のマーク・ラネーブ氏は指摘。ハービーが「今後2、3カ月にかけ、当社事業と業界に対する一定の追い風になり続けると見込んでいる」とする一方、「ハービー効果を除いても、ビジネスは当社ばかりではなく業界全体で堅調だ」と電話会見で話した。

原題:Automakers Snag Best Month Since 2005 on Post-Harvey Demand Bump(抜粋)

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