中国で自転車シェアリングサービスを手掛ける新興企業モバイク(摩拝単車)とOfoの投資家が、両社の合併に向けて初期段階の協議に入っている。事情に詳しい関係者が明らかにした。国内での激しい競争に終止符を打ち、急成長を遂げる自転車シェア市場を抑えたい考えだ。

  情報が非公開だとして匿名を条件に話した関係者によれば、モバイクとOfoの投資家は両社に交渉のテーブルに着かせる前に株式配分などの問題を巡る話し合いを進めている。両社合計のバリュエーションは40億ドル(約4500億円)を上回る可能性がある。協議は予備段階で合併が実現しない公算もあると関係者は述べた。

  モバイクはテンセント・ホールディングス(騰訊)、Ofoはアリババ・グループ・ホールディングがそれぞれ支援しているが、テンセントとアリババはこれまでも競合する新興企業に出資し、その後に配車アプリ滴滴出行のような統合を通じて業界のリーダーを誕生させてきた実績がある。両社が国内で競争をやめれば、経営資源を米国や欧州、その他アジア諸国で足掛かりを得ることに振り向けることができる。

  Ofoの広報担当者はコメントを控えた。モバイクは合併を検討していないと資料で述べた。

原題:Mobike, Ofo Investors Are Said in Talks to Merge China Startups(抜粋)

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