マンハッタンのコンドミニアム、投資利回りは米国債とほぼ変わらず

  • 新規購入コンドミニアムの賃貸利回りはプラス2.5%
  • 物件の販売価格上昇や供給増加でリターンが低下

マンハッタンのコンドミニアムを購入して賃貸に回す人の投資利回りは、米国債利回りとほとんど変わらない。

  不動産ウェブサイトのストリートイージーが2日発表した分析によると、4-6月(第2四半期)に賃貸に出された新規購入コンドミニアムの所有者のリターン(中央値)はプラス2.5%。昨年末からこの水準にとどまっており、2010年以降のデータで最低となっている。一方、4-6月の米10年国債利回り(中央値)は2.25%だった。

  ストリートイージーのシニアエコノミスト、グラント・ロング氏はインタビューで「これは調査史上で最低水準だ。着実に下降傾向にある」と説明した。

  ニューヨーク不動産市場の建設ブームや勢いの強さは、収益が得られる安全な投資先を求める投資家を引き付けてきた。しかし、デベロッパーがより高額な物件の開発を増やし、賃貸物件の供給が膨らむ中で、コンドミニアムを購入して賃貸に回す人の収益見通しが急速に低下している。

原題:Manhattan Condos as an Income Bet? Might as Well Buy Treasuries(抜粋)

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