小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党を巡っては、まだ情報が極めて少ない。だがゴールドマン・サックス・グループによれば、世論調査での同党の支持率上昇が、円相場の押し上げにつながることが見込まれる。

  ゴールドマンでアナリストを務めるザック・パンドル、カマクシャ・トリベディ両氏は2日付のリポートで、「外国為替市場では、少なくとも金融政策を巡る希望の党の見解がもっとはっきりするまでは、ドルの対円相場は世論調査での同党支持率と逆相関の傾向になるだろう」と指摘した。

  ゴールドマンは、安倍晋三首相率いる与党が22日の総選挙で勝利を収める公算が引き続き最も高いと予想する。来年4月に任期が満了する日本銀行の黒田東彦総裁が続投することになるかどうかも、選挙の重要なポイントの一つだ。

  リポートは希望の党の勝利が日銀に与える影響について、「改革やリセットを掲げている点を考えると、日銀の緩和姿勢の持続可能性に疑念が生じ、総裁候補の範囲が広がる」と分析。同党が「戦い次第ではかなりの躍進を遂げる可能性がある」との見通しを示した。

原題:Yen Should Gain If Koike’s Group Rises in Polls, Goldman Says(抜粋)

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