アルファベット傘下のグーグルは2日、有料ニュースサイトの検索結果を巡り、メディアから批判の多かった従来のルールを廃止し、そうしたサイトに有料の購読者を呼び込む新たな手段を提供していくと発表した。オンラインニュースの主要なけん引役である米フェイスブックも類似した措置に踏み切っている。

  最も大きな変更点として、グーグルは「ファースト・クリック・フリー」プログラムの廃止を決定。これはメディアが有料記事を一部無料で閲覧できるようにすることに合意すれば、その記事を検索結果の上位に掲載するというもの。今後は同社の検索エンジンを通じて何本の記事を無料で提供するかはメディア次第とし、無料のコンテンツが全くかほとんどない場合も検索結果の表示順位を下げることはしないという。

  グーグルの今回の動きについて、米ニューズ・コープのロバート・トムソン最高経営責任者(CEO)は「明快で実行可能な購読モデルの策定」の支援により、「コンテンツのエコシステムを根本的に変える」ものだとして歓迎している。

  2年前には欧州反トラスト当局へのニューズの訴えを巡り、両社は対立。グーグルは他の複数のメディアとも係争問題を抱えていた。

  グーグルは新たな収入分配条件についてメディア側とまだ合意していないが、グーグルのニュース担当バイスプレジデント、リチャード・ジングラス氏は「極めて寛大なモデルになる」と説明。グーグルはオンラインでの新たな支払い手段のほか、新規読者に狙いを定め、既存の購読者向けにグーグル・ニュース内の機能をカスタマイズする方法を各社に提供していくという。

原題:‘News Geek’ Google CEO Appeases Publishers With Subscriptions(抜粋)

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