2日の米株式市場で、高級百貨店チェーンのノードストロムの株価は約5カ月ぶりの大幅安となった。創業家による買収と株式非公開化に向けた協議を巡る不透明感の高まりが重しとなった。

  ニューヨーク・ポストが1日に報じたところによれば、ノードストロム一族は買収に必要な資金の確保に苦戦している。玩具小売りチェーンのトイザラスが先月、連邦破産法の適用を申請したことを受け、小売業界に対する貸し手の態度がより慎重になっており、ノードストロム買収を巡る不確実性が増していると同紙は伝えた。

  ノードストロム一族が買収検討を発表したのは6月。ニューヨーク・ポストによると、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社レナード・グリーン・アンド・パートナーズは約10億ドル(約1130億円)を提供する案について協議したが、買収には最大で100億ドルを要する可能性があるという。

  ノードストロムの株価は一時7.7%下落し、取引時間中としては5月12日以来の大幅安となった。ノードストロム一族と同社の関係者に取材を申し入れたがコメントは得られていない。

原題:Nordstrom Drops on Report Its Buyout Deal Is Losing Support (1)(抜粋)

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