2日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。米供給管理協会(ISM)の製造業景況指数が13年ぶりの高水準となったため、アジア市場での堅調な地合いを維持した。

  今週発表される雇用関連指標待ちの雰囲気が強い中、ラスベガスで起きた銃乱射事件の影響で、商いは低調だった。スペインのカタルーニャ自治州独立の是非を問う住民投票が実施されたため、ユーロ圏周辺国の国債相場が下落。これを嫌気してユーロは下げた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前営業日比0.5%上昇。ドルは対ユーロで0.7%高の1ユーロ=1.1733ドル、対円では0.2%上げて1ドル=112円77銭。

  9月の製造業総合景況指数は60.8と、前月の58.8から上昇し2004年5月以来の高水準をつけた。仕入価格指数は71.5と、予想の63.0を上回った。

  今週発表の一連の米経済指標は、6日の雇用統計でクライマックスを迎える。最近のハリケーンの影響で雇用の伸びは鈍化すると予想されている。

欧州時間の取引

  ユーロは主要10通貨の大半に対して下げた。スペインの裁判所がカタルーニャの住民投票を違憲と判断したものの、投票は決行されたことが売りを誘った。カタルーニャ独立派の指導者らは独立を宣言する構えを見せている一方、欧州連合(EU)は独立の承認を拒否している。ユーロは対ドルで1.1730ドルが支持線となった。

  ドルは米国債利回りにつれて対円で上昇、113円06銭の高値を付けた後は伸び悩んだ。

原題:Dollar Holds Gains After U.S. ISM Manufacturing Beats Estimates(抜粋)
USD Rebuilds Gain After ISM Shows Price Pressures: Inside G-10(抜粋)

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