格安航空のモナークが破産申請、英航空業界で過去最大の規模

  • 運航とツアーは全てキャンセル、英政府が利用客11万人の帰途を手配
  • 欧州航空では5カ月で3社目-アリタリア、エア・ベルリンに続く

英格安航空のモナーク航空が破産を申請した。欧州主要航空会社の破綻はここ5カ月で3社目で、英航空業界では過去最大の規模となる。利用客11万人の帰国便は英政府が手配する。

  2日の発表資料によると、モナーク航空とモナーク・トラベル・グループは公的管理下に置かれ、営業免許は停止された。今後の運航とパッケージツアーはキャンセルとなり、将来へのスケジュール変更もないとされたため、さらに30万人の利用客に影響が及ぶ。

  モナークは英国の5空港から40余りの都市に就航していた。欧州航空業界では供給がだぶついていた上、原油安で各社の値下げ競争が激化しイタリアのアリタリア航空とドイツのエア・ベルリンも破綻に追い込まれた。燃料価格はドルで設定されるが、欧州連合(EU)離脱が選択された昨年の英国民投票以降にポンドが下落したことも、モナークの業績を圧迫した。

原題:Monarch Files for Insolvency in Biggest U.K. Airline Failure (1)(抜粋)

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