香港で販売された高級マンションの価格がアジアでの最高値記録を更新した。価格高騰により世界で最も住宅を取得しにくい香港では、当局が不動産価格の抑制を図っているが効果は乏しい。

  香港の不動産開発会社、恒基兆業地産(ヘンダーソン・ランド・デベロップメント)が手掛ける「39コンデュイット・ロード」という名称のプロジェクトで、マンション最上部のペントハウスのメゾネット(1戸で2階建て構造)が約5億2200万香港ドル(約75億4300万円)で販売された。香港紙・星島日報が事情に詳しい関係者1人を引用して9月30日に報じた。

  同紙によると、面積4971平方フィート(約462平方メートル)のこの物件はプライベート・プールや3カ所の駐車スペース付き。1平方フィート当たりでは10万5000香港ドルだという。ヘンダーソン・ランドの担当者らに営業時間外に電子メールでコメントを求めたが、現時点で返答はない。

  香港の高級住宅価格はこれまでもアジア記録を更新してきた。会徳豊地産(ウィーロック・プロパティーズ)がビクトリア・ピークで手掛ける高級マンション「マウント・ニコルソン」プロジェクトの2期で昨年11月、2戸が1平方フィート当たり平均10万4800香港ドルで販売された。ヘンダーソン・ランドの物件は今回、この記録を上回った。

原題:Hong Kong Apartment Sets Asia Price Record Amid Government Curbs(抜粋)

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