カタルーニャ州独立投票、警官隊と住民衝突-負傷者465人以上

  • 投票結果が発表されるかどうかは不明、出口調査も予定されず
  • 正当化できない暴力行使だとプチデモン州首相

1506855178_318590183

スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立の是非を問う住民投票が1日始まったが、投票は違憲だとして阻止を目指す中央政府の指示を受けた警官隊と住民が投票所などで衝突した。カタルーニャ州政府によれば、少なくとも465人が負傷した。

  多くの投票所で1日午前9時(日本時間同日午後4時)に投票が始まった。一部の投票所では警官隊が押し入り、投票支持者らを引きずり出したほか、住民を警棒で殴ったり、ゴム弾を使用した。しかし州政府によれば、73%の場所で投票が実施されている。同州の中央政府代表エンリク・ミジョ氏は投票は取り除かれたと語った。

  カタルーニャ州のプチデモン州首相は中央政府による投票阻止は「正当化できない行き過ぎで無責任な暴力行使だ」と非難した。

  投票結果が発表されるのかどうかは不明で、出口調査も予定されていない。ただ投票する人の大多数は独立支持者のもようだ。独立派は2014年にも憲法裁判所の差し止め決定にもかかわらず非公式の住民投票を行い、この時の投票率は約30%ながら独立賛成が80%だった。

サン・ホリア・デ・ラミスの投票所近くでの警官隊と住民の衝突(1日)

写真:Angel Navarrete / Bloomberg

原題:Spanish Police Storm Polling Stations to Block Catalan Vote (1)(抜粋)
Rajoy Invites PR Nightmare as Spanish Police Beat Catalan Voters (抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE