ティラーソン米国務長官は30日、米国が北朝鮮の核プログラムを巡って同国と連絡を取っており、北朝鮮の交渉への意欲を試していることを明らかにした。トランプ政権高官が核問題で北朝鮮との直接の接触を公式に認めたのは初めて。

  同長官は北京での中国当局者との会談後に記者団に対し、米国が北朝鮮の核武装を受け入れることは決してないだろうと強調した。

  同長官は「われわれは探りを入れている。見ていてくれ」と述べた上で、「米国は独自のチャンネルを通じて、彼らと話ができ、直接話している」とし、米国には「北朝鮮とは2つ、3つのチャンネルが開かれている」と指摘した。

  米国務省のスポークスマンは長官発言後に、米国と北朝鮮の緊張関係が打開されるとの見方に否定的な見解を示した。

  同省のナウアート報道官は電子メールで声明を送付し、「米国が北朝鮮の現政権の崩壊促進や体制変更、朝鮮半島の再統一加速、非武装地帯より北側への軍事力動員に関心がないことを保証しているが、北朝鮮当局者は非核化に関する対話に関心を示さず、準備している兆候もない」と述べた。

原題:Tillerson Says U.S. Talking With North Korea on Nuke Program (1)(抜粋)

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