VW:ディーゼル対策費3兆3000億円強に-米リコール引き当て増で

  • 7-9月期に約25億ユーロの特別損失を計上
  • 10月27日発表の7-9月期業績を圧迫する見通し

ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW) は、7-9月(第3四半期)に約25億ユーロ(約3320億円)の特別損失を計上する。北米のディーゼル不正に伴う買い取りや修理が当初よりも複雑となる見通しで、2年前に明らかになったスキャンダルのコストは合計で250億ユーロを超えることになる。

  ブルームバーグがまとめたアナリスト3人の予想では、7-9月利益は44億5000万ユーロと見込まれており、特別損失でその半分余りが消えることになる。VWは29日の発表資料で、10月27日に発表する7-9月期決算に影響する見通しだと明らかにした。

検査を待つゴルフ

写真家:Patrick T. Fallon / Bloomberg

  VWはゴルフやジェッタ、アウディA3など影響を受けた約50万台の車両を買い取りまたは修理することで米当局と1年3カ月前に合意した。これが想定よりも技術的に難しく時間を要していると同社は29日に説明。詳細は明らかにしなかった。1車両当たりの追加費用は約5000ユーロになる。

  29日のフランクフルト市場で、VW株は一時4%安の132.85ユーロを付けた。現地時間午前11時41分現在は1.6%安で取引されている。

原題:VW’s Diesel Woes Reach $30 Billion After Surprise U.S. Hit (1)(抜粋)

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