MiFID2対応を英当局と金融業界が協議-リサーチがやはり焦点

  • 40の資産運用会社と銀行がFCAとの会合でMiFID2問題を協議
  • 実際的な方法で年内に解決すべき問題だとベイリー氏

 英金融行動監視機構(FCA)のトップ、アンドルー・ベイリー氏は、欧州連合(EU)の金融・資本市場の包括的な規制、第2次金融商品市場指令(MiFID2)の施行を控えて、EUと米国で異なるルールに対応せざるを得ない資産運用会社や銀行の問題解決に向けて作業を進めていることを明らかにした。

  ベイリー氏(58)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、欧州の金融市場の抜本的なルール変更を巡り、はっきりとしたガイダンスを求める40の資産運用会社および銀行との会合にFCAの代表が出席したと述べ、「実際には特定の問題、すなわちリサーチ」が会合の焦点だったことを明らかにした。

MiFID2とは-QuickTake

  同氏は「これは年内に解決すべき問題であり、実際的な方法で解決する必要がある。リサーチがどこから提供されるかが問題だが、組織を巡る議論も存在する」と語った。

  来年1月に施行されるMiFID2の下では、資産運用会社やヘッジファンド運営会社が銀行や証券会社に支払う取引手数料と、銀行などの投資リサーチ費用を切り離すことが義務付けられ、無料の特典としてリサーチを提供することができなくなる。一方、米国ではアナリスト分析の料金を顧客に請求すれば、投資アドバイスの提供と見なされ、コストのかさむ規制が追加で課されると想定される。

原題:FCA’s Bailey Says Regulators Eager to Solve MiFID Research Snag(抜粋)

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