成績不振の報告が「惨め」だった-ティルソン氏、ヘッジファンド清算

  • ケース・キャピタルの今年の運用成績はマイナス8%程度
  • 事態好転の強い自信がない限り運用を継続できない-ティルソン氏

Whitney Tilson

投資家のホイットニー・ティルソン氏は運用成績不振を理由に、自身のヘッジファンド運用会社ケース・キャピタル・マネジメントを清算し、顧客に資金を返還する。

  ティルソン氏は28日、最近の投資家向け書簡を引用した電子メールで、「運用成績のアンダーパフォーマンスが長く続いていることを報告するのが、私を惨めな思いにさせていた」と心境を吐露。「良心にかんがみて、合理的な期間内に事態を好転させられるとの強い自信がない限り資金運用を続けることはできない」と説明した。

  ケース・キャピタルの今年これまでの運用成績はマイナス8%程度で、運用資産は約5000万ドル(約56億3000万円)に縮小。ピークだった2010年には1億8000万ドルだった。

  ティルソン氏は今回の対応を「困難だが正しい決定だった」とし、投資家はファンドのパフォーマンス改善を試みる時間を与えてくれたが、「かなわなかった」とコメントした。

  米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は28日、ティルソン氏のファンド閉鎖を先に報じていた。

原題:Whitney Tilson to Shut Hedge Fund After ‘Sustained’ Poor Returns(抜粋)

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