豪中銀のデベル副総裁:金融安定巡り議論促す-中銀の独立性維持重要

  • 「金融安定の目標は全般的にあいまいなままだ」
  • 豪中銀の政策や豪経済見通しには触れず-ロンドンで講演

オーストラリア準備銀行(中央銀行)のデベル副総裁は28日、中銀の独立性を維持する重要性をあらためて強調するとともに、金融の安定を中銀の責務にどのようにしてなじませるかを巡りさらなる調査と議論を進めるよう呼び掛けた。

  同副総裁はロンドンでのイベントで講演し、「金融安定の目標は全般的にあいまいなままだ」と述べた上で、「金融安定の重要なエレメントが何かや、中銀がどのようにしてそれを達成すべきかという点で合意を得るのはずっと難しい」と指摘した。

  豪中銀の金融政策や豪経済見通しについては言及しなかったが、中銀の目標について、その範囲を拡大すべきかや、より正確に定義する必要があるかどうかといった問題を取り上げた。同副総裁の発言内容は事前に用意された講演テキストに基づく。

  デベル副総裁は20年ほど前、現在のフィッシャー米連邦準備制度理事会(FRB)副議長と共に中銀の独立性についての論文をまとめた経歴を持つ。 

原題:RBA’s Debelle Defends Bank Independence, Urges Stability Debate(抜粋)

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