加ボンバルディアへの関税賦課問題が影落とす-NAFTA再交渉

オタワで行われていた北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第3回協議は27日、5日間の日程を終えて閉幕し、各国の交渉担当者は一定の前進があったことを明らかにした。ただ、米商務省がカナダのボンバルディア製ジェット機に相殺関税を課す仮決定を下したことが両国の緊張を高める結果となった。

  カナダのフリーランド外相は、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との間でボンバルディアへの関税賦課の問題を取り上げたと指摘。同外相は協議閉幕後に記者団に対し、トランプ米政権について「保護主義的な政権であるのは公然の事実だ」と語った。

  同外相は、ボンバルディア機がカナダ政府から不当な補助を受けているとする米ボーイングの訴えを巡り、「カナダ政府の優先事項であり、引き続き強力に闘う方針だ」と述べた。ただ、NAFTA再交渉とは別の問題だと付け加えた。

  第4回協議は10月11-15日にワシントンで行われる。

原題:Nafta Nations Report Modest Progress as Bombardier Tensions Grow(抜粋)

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