セレブたちが暮らす空間-NYの閉じた扉の向こう側をのぞいてみよう

Photographer: Annie Schlechter/Annie Schlechter

普段決して見ることのない著名人の住まい。その一角がポリー・デブリン氏執筆の「ニューヨーク・ビハインド・クローズド・ドア」(ニューヨーク、閉じた扉の向こう側)で紹介されている。ほんの少しのぞいてみよう。

ポール・ルドルフ氏の「モデュライター」

Paul Rudolph’s “Modulightor”


  建築家の故ポール・ルドルフ氏が設計したマンハッタンの58丁目にあるタウンハウスと商業スペースの「モデュライター」ビル。最上部の3フロアには同氏の遺産を守るアーンスト・ワグナー氏が入居している。多くの部屋が屋外に開かれた構造で、そのうちの1つであるこの部屋は、ルドルフ氏設計の可動式家具が生い茂る植物とメタリックなコントラストを成している。

ジェーン・ローゼンブルム氏のダイニングルームArtist Jane Rosenblum’s Dining Room

  手前のテーブルは家具デザイナーのダニエル・クレメントによるガラス製で、部屋の色彩を映し出す。シャンデリアはローゼンブルム氏がマイアミで見つけた。壁にはアラン・ターナーやフランク・ステラ、ブルース・コナ-の作品が掛けられている。

ハミッシュ・ボウルズ氏のサロンHamish Bowles’s Book-Filled Salon

  「ヴォーグ」誌に寄稿するファッションジャーナリストのボウルズ氏のサロンは、執筆とファッション、旅行に費やした生涯の象徴だ。レカミエのソファやルイ王朝時代のテーブル、1850年代のスリッパなど時代を超えた収集品で埋め尽くされている。緑と金色の壁はスタジオ・ペレガリによるもの。

ロバート・リットマン、サリー・ボネリー両氏のオフィスRobert Littman and Sully Bonnelly’s Office

  ファッションデザイナーのボネリー氏がリットマン氏と暮らす住宅は、オラファー・エリアソンやデービッド・ホックニー、カール・アンドレの作品でいっぱいだ。写真は両氏のオフィスで、テーブルはピエロ・フォルナゼッティ、椅子はベルナー・パントン。

スーザン・シーハン氏の居間Susan Sheehan’s Brownstone Parlor

  デブリン氏によれば、ギャラリーを手掛けるスーザン氏のタウンハウスは、ユニオンスクエアに隣接し、彫刻が施された内装同様にエクステリアもきらびやかだ。ウィレム・デクーニングやデービッド・ホックニー、ジャスパー・ジョーンズらの作品が所狭しと並ぶ。右側の壁に掛けられたパネルはシーハン氏がのみの市で見つけた1940年代の壁紙の一部。

ケネス・ジェイ・レーン氏の居間Kenneth Jay Lane’s Jewel-Box Parlor

  80歳代になったジュエリーデザイナーのレーン氏がパークアベニューの自宅で生み出した光に満ちたサロン。この部屋を見れば、茶色の壁紙は陰気などとは誰も言わなくなるだろう。

「ニューヨーク・ビハインド・クローズド・ドア」New York: Behind Closed Doors

原題:NYC Behind Closed Doors: Seven Ways to Do a City Living Room(抜粋)

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