米大統領:厚生長官解任を慎重に検討-ジェット機不適切使用で

更新日時
  • 財務長官と環境保護局長官も旅客機の不適切使用疑惑で批判浴びる
  • プライス長官は下院監視委と厚生省監察総監室の調査に直面

トランプ米大統領は27日、公務にプライベートジェット機を少なくとも24回使用したと報道されたプライス厚生長官を解任するかどうか「極めて慎重に」検討していると述べた。ムニューシン財務長官も8月の夫人同行のケンタッキー州訪問で政府専用機を使用したほか、欧州への新婚旅行で政府専用機の使用を求めたとして批判を浴びており、航空機を巡る政権高官の不祥事続きに風当たりが強まっている。

  プライス長官は同問題で2つの調査に直面している。トランプ大統領は記者団から、プライス長官を解任するかどうかについて問われ、「そのうち分かる」と発言。「私は彼に満足していない」と語った。

  当局者1人によれば、ホワイトハウスはプライス長官が日常的な移動でチャーター便を使ったことを擁護しない方針。トランプ大統領に近い関係者によると、医療保険制度改革法(オバマケア)廃止・代替法がまだ成立していないことで大統領はプライス長官に不満を抱いているが、同長官がライアン下院議長と親しいため解任しないでいる。

  この日これより前に、下院の監視・政府改革委員会はプライス長官に「個人的な旅行での政府専用機使用ないし公務出張でのプライベートジェットの利用」の詳細を説明するよう求める書簡を公表。同委の共和・民主トップが署名した同書簡はプライス長官に2週間以内の記録提出のほか、同長官が属する共和党の議員らの調査に応じるよう求めた。

  一方、厚生省は省内の出張処理手続きの見直しに着手したと発表。また議会および、プライベートジェット使用問題を調べている同省監察総監室(OIG)に全面協力すると表明した。

  トランプ政権ではプルイット米環境保護局(EPA)長官も、公務にプライベートジェットを数回使用したと、CBSニュースから報じられている。

原題:Trump Looking ‘Very Closely’ at Firing Price Amid Jet Probes (3)(抜粋)

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