米国株・国債・商品:S&P500種が最高値更新-原油は値下がり

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28日の米株式相場は上昇、S&P500種株価指数は最高値を更新した。このままいけば、四半期ベースで8四半期続伸となる。一方でドルは下落。市場はトランプ大統領が発表した税制改革案の影響を見極めようとしている。原油相場は早い段階では上昇していたが、下げに転じた。

  S&P500種は小幅高となり、最高値を更新。小型株で構成するラッセル2000指数も続伸。前日には税制改革への期待から2%近く上昇した。四半期ベースでは5%を超える上げとなっている。米10年債は朝方下落していたが、その後7年債入札が好調だったことなどから買いが入り、徐々に下げを埋めてほぼ変わらずとなった。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%高の2510.06。ダウ工業株30種平均は40.49ドル(0.2%)上げて22381.20ドル。ラッセル2000指数は0.3%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りはほぼ変わらずの2.31%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反落。ほぼ3週間ぶりの大幅安となった。ここ最近急ピッチに上がり過ぎたとの見方が広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比58セント(1.1%)安の1バレル=51.56ドルで終了。下落率は8日以降で最大。ロンドンICEの北海ブレント11月限は49セント下げて57.41ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小幅反発。米国で年末までに利上げが実施されるとの観測が強まる中、金は月間ベースでは今年最大の下落となる勢いだ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比0.1%高の1オンス=1288.70ドルで終了。

  トランプ大統領が発表した税制改革案は、減税により企業や富裕層に恩恵をもたらす見込みだ。だがこれまでのところ詳細に乏しく、最終的にどの程度の恩恵となるかを正確に判断するのは容易ではない。

  TDセキュリティーズの為替戦略北米責任者マーク・マコーミック氏は、「米国の税政策は現在、鍵となる要素だが、あまり詳細は出ていない」とし、「重要なのは何が犠牲になるのか分からないことだ。誰が勝者なのか、誰が敗者なのかも分からない」と続けた。

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