カナダ中銀総裁:「慎重」に政策を遂行へ-データが不確実性示す

カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁は「金利にあらかじめ決まった道筋はない」と述べ、中銀は経済情勢を評価しつつ、政策を「慎重」に進めていくと表明した。

  総裁はカナダが石油ショックへの適応という面で「顕著な進展」を見せたと評価する一方、特に低迷が続くインフレの見通しなど、経済がフル稼働状態にどう進展するのかを巡って不透明感が強まっていることを浮き彫りにした。

  つまり、2%のインフレ率で経済がフル稼働状態に達するまで「どのくらい距離があるのか」中銀がはっきり認識していないことを意味する。ポロズ総裁は27日、ニューファンドランド・ラブラドール州のセントジョンズでの講演で、そうした状況から、中銀は金融政策へのアプローチにおいて「機械的」になることを避けていると説明した。

  総裁は「こうした状況において金利の適切な道筋を見極めるのは非常に困難だ。インフレ見通しについて不透明な要素が数多くあるためだ」とし、「われわれは金融政策へのアプローチにおいて機械的にはならない」と続けた。講演での発言は事前に配布された原稿に基づく。

原題:Poloz Says Bank of Canada to Be Cautious Amid Uncertain Data (2)(抜粋)

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