イラクのクルド人自治区、大多数が独立支持-中央政府や周辺国は反発

  • 独立支持は92.7%-クルド高等選挙管理委員会
  • 中央政府:独立阻止に向け何でもやる-国境封鎖へ

イラク北部のクルド自治政府が実施した住民投票で、独立支持が圧倒的多数を占めた。この結果は離脱を防ぐため何でもすると公言しているバグダッド中央政府のほか、近隣諸国の報復を招く恐れもある。

  クルド高等選挙委員会は27日、アルビルで記者会見し、330万の有効投票の約93%が独立を支持したと明らかにした。クルド系メディア「ルダウ」によると、同地域の控訴裁判所の承認を経て結果が確定する。

  だが、この結果に対する波紋は既に広がりつつある。トルコのエルドアン大統領はパイプライン経由で同国地中海岸まで送られてくるクルド地域産原油の輸出を停止する可能性を示唆。イランの大半の議員は今回の住民投票を「破壊的な行為」だと非難した。イラク中央政府はクルド地域の孤立に向けて動き、同地域と近隣諸国との国境管理を統制し国際線の発着を制限すると発表した。

原題:Iraqi Kurds Choose Independence in Face of Regional Backlash (1)(抜粋)

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